『キングダム』に登場する楚国の将軍・臨武君(りんぶくん)は、合従軍編で楚軍第一軍を率いた猛将として知られる人物です。
しかし、その勢いのまま戦場を駆け抜けた臨武君にも、最期の時が訪れます。
臨武君はなぜ死亡したのか、そしてどのような最後を迎えたのでしょうか。

キングダム「臨武君(りんぶくん)」の死亡理由・死亡シーンまとめ!楚軍第一軍長の最後とは
| キャラクター名 | 臨武君(りんぶくん) |
|---|---|
| 死亡情報 | 第26巻・第283話 |
| 所属・役職 | 楚国の将軍 |
「臨武君」の登場
楚の将軍・臨武君(りんぶくん)が初めて登場したのは、合従軍編で楚軍が秦の南部防衛拠点「南虎塁(なんこるい)」へ侵攻した場面です。
その中で楚軍は、蒙武将軍や張唐将軍が守る正面戦線を避け、南虎塁を突破して秦国内へ侵入する奇策を選択しました。
南虎塁は秦南部を守る重要拠点であり、攻略が非常に困難な要塞です。
しかし楚軍はあえてこの難攻不落の拠点を攻め落とすことで、秦軍の想定外のルートから侵攻し、背後へ回り込もうと考えていました。
この作戦は見事に成功し、楚軍は南虎塁を突破。秦軍の防衛計画を大きく狂わせることになります。
堂々と軍の先頭に立つ姿には大将としての威厳があり、兵士たちもその指揮のもと高い士気を維持しながら秦領深くへ進軍していきます。
五千対五万の絶望的な戦い
しかし、楚軍の前には王騎将軍亡き後もその意志を受け継ぐ王騎残党軍が立ちはだかります。
ところが、騰が率いる兵力はわずか五千。一方の臨武君軍は五万という大軍であり、その戦力差は実に十倍にも及びました。
普通に考えれば勝負にならない兵力差でしたが、騰は一歩も退くことなく楚軍の前へ立ち塞がります。
圧倒的な戦力差を考えれば、真正面から勝利するのは不可能です。
それでも秦本軍が迎撃体制を整える時間を稼ぐため、一刻でも長く楚軍を足止めする必要がありました。
王騎残党軍は少数ながら歴戦の精鋭ばかりで構成されており、騰の指揮のもとで死力を尽くして戦います。
戦闘が始まると、楚軍は圧倒的な兵力を生かして秦軍へ襲いかかります。臨武君自身も前線に立ち、その豪快な武を振るって敵兵を次々となぎ倒していきました。
その途中、王騎軍の同金軍長が臨武君の前に立ちはだかります。

同金を倒した後も臨武君は勢いを緩めることなく進軍を続け、楚軍と騰軍は本格的な激突へ突入していくのでした。
騰軍との激戦が始まる
合従軍編では、蒙武・騰連合軍九万と楚軍十五万が激突します。
勢いに乗る臨武君は自ら先頭に立ち、圧倒的な武力で秦軍を押し込みながら戦場を駆け抜けます。
その猛攻によって秦軍は苦戦を強いられ、戦線は徐々に押し込まれていきました。
まず臨武君の前に立ちはだかったのは、王騎軍第一軍長・録嗚未です。
録嗚未は王騎軍の将として勇敢に戦いますが、臨武君の豪快な攻撃に押され、次第に劣勢へ追い込まれていきます。
騰との一騎討ち
録嗚未の危機を見た騰将軍は、自ら前線へ出て臨武君との一騎討ちに挑みます。
力と技がぶつかり合う激しい戦いの中、両者は何度も刃を交えます。
しかし戦いが長引くにつれ、騰は徐々に臨武君の癖や隙を見抜いていきました。

臨武君の最期
騰の剣は臨武君を深く斬り裂き、その一撃によって楚第一軍を率いる大将・臨武君は討ち取られました。

その隙を見逃さなかった秦軍は一気に反撃へ転じ、楚第一軍を撃破することに成功しました。
この戦いによって騰は、王騎亡き後の王騎軍を背負う大将としての実力を証明します。
そして臨武君の死は、合従軍編における騰の覚醒と成長を象徴する場面であり、王騎軍の新たな時代の到来を印象付ける名シーンの一つとなっています。
キングダム「臨武君(りんぶくん)」は史実に実在する?
結論からいうと、臨武君(りんぶくん)は史実には実在しない『キングダム』オリジナルキャラクターです。
そのため、臨武君は原泰久先生が物語を盛り上げるために創作した武将と考えられています。
作中では合従軍編で楚軍第一軍五万を率いる将軍として登場し、南虎塁突破後の侵攻作戦で先鋒を務めました。
豪快な武力を誇る猛将として描かれ、同金を討ち取るなど秦軍を苦しめますが、最終的には騰との一騎討ちに敗れて討ち取られています。
史実の人物ではないため、実際の歴史上での最期や功績は存在しません。
しかし、臨武君は楚軍の強大さを読者に印象付ける役割を担ったキャラクターであり、騰の実力や王騎軍の強さを際立たせる重要な存在として描かれました。
また、「君」という称号は中国戦国時代において高い身分の人物に与えられることが多く、臨武君も楚国内で一定の地位を持つ将軍だったことがうかがえます。
まとめ
- 楚国の将軍で、合従軍編に登場した楚軍第一軍の総大将。
- 死亡したのは第26巻・第283話。
- 合従軍総大将・春申君の指揮のもと、楚軍第一軍5万を率いて秦へ侵攻した。
- 王騎軍第一軍長・録嗚未と交戦し、優勢に戦いを進める。
- 録嗚未の危機を見た騰が前線に現れ、臨武君との一騎討ちが実現。
- 臨武君は怪力を武器に猛攻を仕掛けるが、騰は卓越した剣技で応戦。
- 激戦の末、騰が臨武君の隙を突き、決定的な一撃を放つ。
- 騰の斬撃によって臨武君は討ち取られ、戦死した。


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